
せっかくフロアコーティングをしたのに、徐々に黄ばんできたというケースは少なくありません。フローリングを綺麗な状態に保ちたいのに、黄ばんでしまっては意味がありません。特に、白などの明るめの色のフローリングの場合に、フロアコーティングの黄ばみが気になることがあります。なぜ、こういったことが起こってしまうのでしょうか。
本記事では、フローリングが変色してしまう原因や変色させない予防法などを紹介します。フロアコーティングを検討している方や、もうすでに施工した方はぜひ参考にしてください。
フロアコーティングが変色するときは部分的に黄ばんでしまうことが多く、目立つ場合が多くやっかいです。変色してしまう原因はいくつかあります。主な原因は以下の4つです。
経年劣化によるもの
化学変化によるもの
太陽光によるもの
色移りによるもの
下記でそれぞれの原因を解説します。
フロアコーティングが変色してしまう原因の1つは、経年劣化です。コーティング剤は時間が立つにつれて劣化したり、黄ばんだり、ひび割れたりすることがあります。コーティングの種類によっては、経年劣化が顕著に出る場合もあります。特に、有機系のコーティング剤は変色しやすいといわれています。
2つ目の理由は、コーティング剤に接触した化学物質と反応してしまうことです。特に、フローリングは灯油・アルコール・ゴムなどに影響を受けやすいといわれています。これらの物質と接触した場合は、変色しやすくなる可能性が高いです。

3つ目は、太陽光が原因です。リビングなど毎日よく陽が当たる場所は、太陽の光で劣化しやすくなります。家具を置いた場所だけ変色せずに、太陽光が当たっていた場所が変色すると、家具を移動したときに違和感が目立ってしまう場合もあります。そのため、変色を防ぎたい方は紫外線対策を徹底する必要があります。具体的な紫外線対策の方法は、後ほど解説します。
フロアコーティングをしたフローリングの上にマットを置いていたら、変色したという例もあります。マットの素材は、塩ビ製品です。フロアコーティングをしていてもしていなくても、塩ビ製品のマットは色移りしやすい特性を持っています。
フローリングの上のマットを置くときは、色移りしやすい素材でないかどうかをしっかり確認しましょう。色移りしやすい素材のものをどうしても置く必要がある場合は、フロアコーティングを保護してくれるものを1枚挟むのもおすすめです。
フロアコーティングの中でも特に「シリコン」「UVコーティング」は、変色してしまう可能性があります。原因は、先述した中でも「紫外線」によるものがメインです。一度変色してしまったフロアコーティングは、元に戻すことはできないため、変色しないように紫外線予防をすることが大切です。また、酸性系の洗剤で変色することも多いため注意が必要です。
「フロアコーティングをしても変色するなら意味がないじゃないか」と思った方もいるかもしれませんが、そういうわけでもありません。フロアコーティングは、長期間フローリングをさまざまな傷や汚れから守ってくれます。フロアコーティングが変色する原因を理解し、しっかりと対策を行えばフロアコーティングをするメリットは大きいです。
フロアコーティングを変色させない具体的な方法をご紹介します。先述した通り、フロアコーティングが変色する一番の原因は、紫外線です。その紫外線からフロアコーティングを守る方法は以下の通りです。
南側の部屋の場合は、日差しが強い時間帯・方角のカーテンを閉めるようにする
紫外線カット効果の高い窓ガラスフィルムを貼る
ベランダなどに日除けを設置する
また、以下のような日常的なケアも一緒に行うと、より変色防止に有効です。
定期的に掃除機をかけたり拭き掃除をしたりする
フロアコーティングをした部屋では「酸性」ではなく「中性」の洗剤を使用する
化学物質との接触を避ける
フロアコーティングは一度変色してしまうと元の状態には戻せないため、上記の方法を活用して変色しないような対策をとりましょう。

フロアコーティングが変色してしまう原因が分かりました。せっかくフローリングを綺麗な状態を保つためにフロアコーティングを行うため、1日でも長く効果を長持ちさせたいものです。フロアコーティングは特に紫外線に弱いため、日差しが強い部屋の紫外線対策はしっかりしましょう。
また、化学物質や酸性系の洗剤が付かないように気をつけることも大切です。日々のお手入れをすることで、より変色しにくい状態を保てるため、無理のない範囲でお手入れもしてみてください。